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活動報告

安住太伸レポート(本編)

平成21年盛夏号

残暑お見舞い申し上げます!

安住太伸

暦の上では秋を迎える今日この頃、夏らしい夏が、ようやく旭川にも来た!とばかり…喜んでもいられなさそうな長期予報でして…

7月の多雨と低温に象徴される異常気象は、なにやら、8月へと続く気配です。

作物の生育不良や夏物商戦への悪影響など暗いニュースが続くなか、ピンチをチャンスに変える戦略的思考で、変えてみせましょう!

今回は、暮らしの源、経済雇用の立て直しを中心に、安住の視点をお伝えしてまいります。

やっぱ、農業でないかい?
☆ 食料危機 ~ 世界中で奪い合う時代がやってくる
 ← 膨張を続ける世界人口(10年後には75億人を突破) と減少し続ける耕地面積(砂漠化の速度は一年で九州を飲みこむ程のペース)
☆ 水危機 ~ 本当にタダでは手に入らない時代へ
 ← 干上がる川(ナイル川の年間流量の2倍に相当する地下水が毎年減少) と世界的な水資源獲得競争(日本の山林「水源地」を物色する中国資本が急増)
☆ 環境危機 ~ 集中豪雨、竜巻、蛾の大量異常発生など
 ← 温暖化が遠因と思われる災害の頻発や相次ぐ自然界の異変
→ 危機こそチャンス!
農業と林業のテコ入れを起点にバラエティに富んだ食料を増産、四季折々の豊かな食をもっと楽しめる文化を創造し、海外富裕層への輸出で外貨も稼ぐ
脱化石燃料社会の構築を戦略目標に掲げ、エネルギー自給率100%のまちを目指して、最先端の技術や人材、投資を呼び込む  など…
今、政治に求められいている新たな社会創造への英断
☆ 旭川の未来は、農業から輝く!

経済とは、たとえるならば、それぞれに異なる羽根のたくさんついた、重い風車のようなものだと思います。ひとたび、風を受けて回りだせば、勢いがつき回り続ける経済の風車(かざぐるま)。
問題は回り始めで、向きも、面の広さや長さも、それぞれ微妙に異なる産業という羽根のうち、どれが今の風向きに対し、最も効率よく風を受けることができるのか。さらに、予測される今後の風向きに対し、どんな羽根を増やしていく必要があるのかがポイントです。そう考えると、流れが変わり、これまでのようには風を受けることができなくなってしまった旭川経済の風車を回すために大切なことは、風向き(世の中の流れ)と、その風に合った羽根(産業)の見極め、になってまいります。
前段で見てきたような人類全体が直面している危機の数々は、重大で、深刻だからこそ、今の時代とこれからの時代を方向づける大きな風となるに違いありません。
大雪山連邦に守られ、豊かな水資源と災害の少ない大地を与えられた上川の地は、まさしく21世紀、危機の時代にこそ輝く、天恵の地です。
その地の利を活かし、やがて、10年後に訪れるであろう真の危機の時代を見据えて、農業と林業を起点として回り始める、新たな旭川経済の風車を打ち立てるべきときと考えます。それは、多くの人々の健康志向や、消費する時間の中での精神的豊かさを追い求める今の時代の余暇志向などと相まって、食品健康産業や滞在型観光産業へと花開いていくことでしょう。また、この豊かな自然と大地を守り、次代に送り届けんとする果敢な挑戦は、人類全体にとっての道しるべ、環境未来都市の創造となって、さらに、この地の価値を高め、多くの人と財を惹きつけてやまないでしょう。
今、政治に求められているのは、そうした社会の在りようを示し、広く問いかけることであり、未来のために大きく、社会の舵を切る英断を下すことだと信じています。

<アズミからの報告> 全国の、志ある45歳までの若手市議会議員が集う会の北海道ブロック代表として、この一年間、多くの仲間に支えられ、活動をしてまいりました。このたび、その全国の副会長としてもう一年、役目を仰せつかることになりました。

☆ 目の前の危機を脱するために

★ 丸井今井の店舗跡地に対する入札が不調に終わりました。「最初から、まともに手を挙げている企業などいなかったのだ」との説もあり、売却の先行きには、さながら、暗雲が立ち込めているようにも見えてまいります。
先日、ここに至るまでの議会の対応につき、「こうなってからでは遅すぎる。いったい、これまで何をやっていたのだ」との厳しい指摘を頂戴しました。
確かに、議会の中でどれ程、質問をしようとも、その結果としてのまちづくりそのものが動き出さないことには何も変わりません
この点、安住は、概ね、次のように考え、行動してまいりました。
今度は、ぜひ、皆様から、その適否についてのご意見を賜りたいと存じます。そして、もし、安住の考えに託せるものを認めていただけるならば、ぜひ、一緒になって、あるいは、皆様の後押しで、それをやらせていただきたい。具体的な、皆様が実感し得る変化を起こすことで、まちづくりそのものを、大きく動かしてまいりたい、そう強く願っております。

☆ 丸井今井の撤退に象徴される問題の本質

★ 長引く消費不況、経営の怠慢、無料駐車場を備えた郊外型大型店の出店など、丸井今井の撤退に際しては、これまで、様々な表現で、その問題点が指摘されてきました。そのことへの論評や個々の皆さんのご努力はともかく、私はこの問題の核心を率直に、風を読めず『消費者にあきられた』からと受け止めています。
一方で、私の知る限り、20年以上も前に、当時、既に、今の日本の商店街や中心街が直面しているのと同じ課題に頭を抱え、その苦境を乗り越えようと悪戦苦闘していた欧米諸国への視察団の報告書が、市にいくつも提出されています。
20年以上にわたり繰り返されている、同じような議論…
故に、問い続けてきたのです。言葉で取り繕ってはいけない。問題の核心から目をそらしてもいけない。本気で変える覚悟を持って動かなければならないと。
目の前の危機を脱し、再び、未来への夢を描き続けることができるかどうかは、ただ一点、その覚悟にかかっているように思えてなりません。
中心市街地活性化の視点とイメージ
<最大の課題は「魅力」ある場の創造>

2核1モール」「団子と串」といった表現で、ショッピングモールや商店街、あるいは、中心市街地の賑わいづくりについての要諦がよく語られます。これらは、核となる複数の魅力の存在と、それら魅力の間をつなぐ導線の存在が、まちの賑わいづくりにとって、欠かせない要素であることを表現したものといえ、このことからも、まずは複数の魅力づくりが大切との視点が見えてきます。
そこで問題は、では、どんな層をターゲットとして捉えるのか、誰にとっての魅力がこのまちの競争力の源泉になるのかが、次なる重要な視点となるでしょう。
中長期的には、それは市民であり、また、現に住まいし、住んでくれようとしている住民にとっての魅力であるべきことは言うまでもありません。ただ、眼前の危機打開のための短期的なターゲットとして、やはり重要なのは観光客だと、私は思っています。
そこで今、旭川で最も集客力ある観光施設といえる旭山動物園の魅力を活かし、空洞化の進む中心街への来訪者の誘導を考えたのが、新駅舎の裏側(忠別川沿い)、新たにできる大池に隣接する『(仮称)石狩川水系生態館(旭山zoo水族館)』構想(別紙、参照)です。
さらに、新鮮で豊富な山海の幸、来訪者が一様に感嘆の声を上げ、競って買い求める地場の農水産物をその場でお好みに調理して味わうことができ、土産物として配送もできる市場と屋台が軒を連ねる広場もう一方の極にあれば、これで、基本的な2核は揃います。
そしてその間を、家具木工、陶芸、ゆかりの文学、アイヌ文化、アウトドア活動などなど、このまちのありとあらゆる魅力を、「旭川文学座通り」のような名前をつけて、垂直に交わる街路ごとに彩りよく装い、盛りつけながら、新生「買物公園」コンテンツの充実を図る。
あとは、ばん馬の馬車ベロタクシー(観光三輪自転車)、レンタサイクルとステーションなどが導入されることで「串」として機能してくると…皆さんも、ワクワクしてきませんか?

<アズミからの報告> 遅まきながら議会に『中心市街地活性化等調査特別委員会』が設置されました。会派ごとの委員数比例配分の関係で委員1名となった我が会派は、かつて街中で若者向けの店を経営し、一貫して買物公園の活性化に取り組んできた上村議員に出ていただくことを決めました。今、彼は、私自身の思いや会派での議論も抱えながら頑張ってくれています。

レポートはAcrobat Reader版も用意しています。

平成21年盛夏号

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