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アズミQ & A

このQ&Aは2002年に、『全国若手市議会議員の会』が全国の会員に対し行ったアンケート調査を元に構成されています。
2009年12月末現在、ここに記載されている内容、とりわけ「志」や「政策」など、私の活動の根幹にかかわる部分が、当時と比べても、まったくブレていないことに、自分でもある種の驚きを覚えています。
そうした点を踏まえ、この度のリニューアルにあたり、政治家としての原点を記録に留めておくという意味で、政党に関する記載を除き、当時のままの表現を掲載させていただきます。
したがいまして一部、肩書き、数字など、内容に古い部分がある点はどうかご了承ください。

理想の政治活動に必要な年間予算をどう考えますか?

 どこまでを算入するのかということを含めて難しいところですが、少なくとも1,000万円は超える気がいたします。
その根拠は、先程来、申し上げている、現状の後援会の諸事業はもちろんのこと、種々の交際費的な経費、その他の政治活動にかかっている経費と、さらに選挙 資金の積立といった総支出の実際の動きであり、それらを単純に積み上げていくだけで、軽く1,000万は超えてしまうからです。 前述のとおり、こうした構造は問題だと認識しておりますし、効率的・効果的な支出を、これからはますます考えていきたいと思っております 。ですが、皆様には、先ず、そうした現状に政治が置かれているということを、ぜひとも、ご理解もいただきたいと思うのです。そのために、私自身、今後、自 らの政治資金の収支や政務調査費の使途等を、このHPを通して公開していきたい、そう考えております。

本市の財政再建問題について一言、お願いいたします。

 逼迫する財政問題に関しては、何よりも先ず、全市民的な行財政情報の共有化が最大の課題だと思っています。
財源の問題については、その獲得にあらゆる手を尽くすというのが、市役所当局にとって当たり前の「大前提」ですし、一方でその配分については、「無い袖が 振れない」以上、市長としてのまちづくり戦略と、その戦略の下での優先順位の問題にならざるを得ない訳ですね。
また、時として誤解される方もいらっしゃるのですが、「旭川の公債費残高が市の一般会計の年度予算額をオーバーした、さぁ、大変だ!」という論議。企業経 営でも、あるいは家計でも同じだと思いますが、借入れそのものは、悪でも何でもありませんし、十分に活用されている限りにおいては、その借入れの結果とし て何らかの公的な資産やサービスが形成されているのですから、感情的に現状の公債費残高等の総額だけで云々するのは早計です。
従って最も大切なことは、財源を生み出し、また使う場合の絞り込みをきっちりと行っていくという両側面の工夫の中で、後年度(将来世代)の方々の負担との バランスを考慮しながら、『いかに市民の皆様に、課税や財源配分の考えをご理解頂き』、均衡ある財政状態(基本的には「プライマリーバランスの均衡」が達 成されている状態)へと、なるべく短期間で持っていくのか、であり、そのためにこそ、全市民的な行財政情報の共有化が最大の課題だと思っているということ です。

民間委託について思うことがあれば...

 民間委託の良し悪しが云々というよりも、そもそも市が担うべき業務とはいかなるものか、極論すると、市でしかできない業務とはいかなるものかを、社会環境 等の変化にも照らしながら、先ず明らかにすることだと理解しております。民間委託というのは、行政としてのまちづくりの理念なり方向性を実現するための手 段のひとつであり、当然、民間業者もパートナーの1部門(方面、分野)である、というのが私の基本的な認識です。

安住さんは随分と熱心な様ですが、教育問題についてはどうでしょう

 先ず何よりも、教育の受け手側であり、また、ある意味ではお客様でもある子どもたちにとって、本当に幸せな教育環境とはいかにあるべきか、ということを、時代・社会環境の変化をも踏まえて、もう一度、よく考えなければいけないのだと強く認識しております。
例えば、「学力の低下」ということが取り上げられ、現行の教育制度の中での「知識を教える」という部分・作業についての様々な論議が繰り広げられております。
ですが私は、例えば、この「知識を教える」という部分・作業について、それは本来、必ずしも「公教育」の中心的役割ではないはずだ、という基本認識を持っております。
子どもか大人かを問わず、人は「知りたい、学びたい」と一度強く思ったら、特に子どもたちは、乾いた砂が水をあっという間に吸い上げてしまう様に、貪欲に 知識を吸収していくことを、我々の多くが経験的に知っており、加えて最も大切なことが、「知識」そのものよりも、それを「知恵」として生きていく上で活か すことのできる能力や人間性を育むことだと私は考えるからです。
ですから環境を整備する。子どもたちが「学びたい!」と強く感じる様な環境を創り上げ、提供するということが、「公教育」として、先ず、取り組まなければいけない、現在、最も大切な部分だと感じております。
そしてまたその子どもたちの幸せの延長線上に、よく言われることではありますが、「ひとづくりこそがまちづくり」であるという意味における「公教育」の意義があるものと私は認識しております。
そうした意味において今、最も求められているのは、主体的・意欲的で工夫に満ちた、このまちにこそ息づく具体的な職業観と密接に結びついた「固有の取組」 を実践することのできる予算と権限を、「現場に」委譲し、かつまた責任と競争を「現場に」しっかりと根付かせる、そんな改革であると信じております。
具体的には、議会質問等でも伺ってきておりますので、そちらの方もご参照ください。

では次に、環境問題についてはいかがですか?

旭川としては「環境」を、まちの優位性をより際立たせるための「戦略的な部分」として、もっともっと積極的に捉えたいですね。
確かに自然は、一度破壊してしまうと、人間の想像がつく短い時間の中だけでは、壊される以前と同じ様な状態に戻すのは極めて難しく、また現代の様に多くの 人が潤いや安らぎを暮らしの中に求めている時代だからこそ、そうしたものを今まで以上に強く、意識して守っていかなければいけない、そのことは大前提であ ると考えています。ですが一方で、そこに暮らし、また訪れる人の幸せのために、「まちを経営する」という視点を持つことこそが現在、強く求められていると 理解している私としては、単にそれを保全・改善し、市民の皆様の生活における安らぎを確保するといった考え方だけでは、もうダメだとも思っております。
幸いにして旭川には、現在、世界遺産登録を目指して動いている「大雪山カムイミンタラ~神々の遊ぶ庭」が、背景として地理的・歴史的・文化的に横たわって おります。この大雪に抱かれたまち、その環境を、人々の暮らしの、衣・食・住、全てのフェーズ(場面)でどう活かしていくべきか、それが環境に関する私自 身の最大のテーマです。 

合併問題についての考えを聞かせてください。

 ひとつの選択肢であることは間違いないでしょう。旭川単体としては、これで十分だとも不十分だとも決めきれる問題ではありませんが、いずれにせよ、今後、より広域圏での行政サービスのあり方が、これまでにも増して、重要になってくることも間違いないと考えております。
何よりも大切なことは、財政的な「待遇の悪化」を避けるために、あるいは、とりあえず10年間の特典をいただくために、ここは何としても合併をしなければ いけない、といった発想を超え、地域に暮らす我々ひとりひとりが、自分自身と子どもたちの未来へと続く極めて重要で本質的な自治の問題としてしっかりと捉 え、論議をすすめ、答えを導き出そうと努力することではないでしょうか?そして行政や我々、議員は、そのための情報や様々な考え方をより積極的に提供し、 皆様と共有し、またあらゆる面でリーダーシップを発揮していく、そのことが大きな役割だと考えています。

次に、福祉問題について一言、お願いいたします。

 基本的に先ず、福祉がいわゆる「施し」であるかの様な意識からの脱却が、行政、市民の双方に求められていると思っております。人が個人として尊厳を保って 生きていくためには、福祉が提供される全ての場面において、意識的にも劣後感を与えたりする様なことがあってはならない、そう信じています。色々な人生の あり様の、あくまでもそれぞれの「人生経過の一側面」として「福祉」が捉えられ、依存すべきものでも、また恥ずかしいものでもないという認識を、受け手側 であり、時として「お客様」でもあるおひとりおひとりの中に、温かく、育ませていただく。
合わせて、より適切で質の高い「福祉」を、より効果的でタイムリーに提供していくための体制をどう創り上げていくべきか、ひとつの答えは「民営化」だと考えていますが、以上、2点が、福祉における私のとりわけ重要なテーマです。

視察の成果を市政に還元していくという意味でも、多くの皆さんに見ていただきたい視察先などありましたら...

 最近、特に感銘を受けたのは、沖縄県恩納村(おんなそん)ムーンビーチホテル内にある私立学校、「ドリームプラネットインターナショナルスクール (DPI)」です。知る人ぞ知る、あの沖縄アクターズスクール主宰のマキノ正幸会長が経営する、文字通り「夢のがっこう」です。「目からうろこ」は必定! ぜひ、皆さん自身の目で、夢でも何でもないその現実をご覧になっていただきたい。その素晴らしさを感じていただきたいと思います。 いずれまた詳しくご報告させていただきますが、こんな素晴らしい学校があるんだということを、少しでも多くの皆さんに知っていただきたいですね。

全国で頑張る若手市議の仲間に対して、何か一言ありましたら

 お互いに頑張りましょう!未来を創っていくのは、私たちの「使命」です。

最後に、安住さんは、何歳で引退しようと考えていますか?

 情熱と気力・体力が萎えない限りにおいて、60歳です。

アズミQ & A

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