雨上がりの秋晴れの空。
雲ひとつない澄み渡った空の向こうに、しびれそうなほどに美しい大雪の山並みが広がっていました。



地図を広げて鳥のような目線で上川中部圏域を見渡してみると、この圏域の1市8町が、いかに地理的に密接な関係にあるかがよく分かります。
それは、あたかも大雪の山並みに、幼子である圏域の1市8町がそっと抱かれているかのようにも感じ取れる、そんなたたずまいなのです。

私にとって大雪の山並みは、幼い頃から、いつもそこにあって自分を見守っていてくれた、とても大切な存在であったように思います。
その思いは、東京で進学し、さらに、そのまま向こうで就職をしたことによって一層強まり、いつしか私にとって大雪山は、美しい、ふるさとの象徴そのものとなっていきました。



今後、道州制や支庁再編の論議が急速に進められていく中で、“道北圏”の中核都市としての旭川の役割が、一層、問われてくることは間違いありません。
その役割をどう担っていくべきか、ということに対する方向性を見出すためにも、この、美しい大雪山連邦に抱かれた上川中部圏における旭川の立ち位置を明確にお示しした中で、それぞれの関係を再構築していく必要性を強く感じています。

おごり高ぶることなく、また、変にへりくだることなく、互いに尊重し合い、それぞれの歴史や個性といった地域性を大事にしながら、強い連携の下、圏域全体としての発展に貢献できるよう、積極的に話し合っていきたいと考えています。

<あの頂を目指して>