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「旭川市長選挙」関連報道に関する経緯と私の真情について

日頃のご支援に心から感謝申し上げます。

さて、先日の7日付各社報道にもありましたが、

来る11月9日に行われます旭川市長選挙への「立候補断念」に関する件、

あらためてこの場にて、この間の経緯と私の真情について、

きちんと、皆さまにお伝えしておきたいと思い、筆をとりました。

ご案内の通り私は、2006年、2010年と、

過去2回の旭川市長選挙に立候補しています。

そのせいもあってか、かなり早い段階から、

「今度はどうするんだ?」

との質問や関心は、確かに随分と、お寄せいただいておりました。

実は、私が今回の市長選への出馬を具体的に意識、検討し始めたのは、

今年の7月に入ってからのことです。

よそ様のことではありますが…行きつ戻りつの、

自民党旭川支部内での候補者選考過程を傍で見聞きするにつけ、

くすぶっていた胸中に火がついたとでもいうのでしょうか…

その後、8月に入り、これまでの道のりや自らの政治活動の原点、

といったことを振り返りつつ、また、墓前にて手を合わせる中で、

自分なりに出馬への思いを深めつつも、お盆明け頃から周囲の皆さまに、

ご相談と、時に出馬へのお考えを尋ねながらの挨拶まわりを始めました。

9月を迎え、主だった後援会幹部の方々との協議の末、

最終的な判断をご一任いただく形となり、その後、さらに、

実際の戦いで中核となっていただく後援会、

残る幹部の方々からもご一任をいただくべく、調整を加速していきました。

巷で具体的な出馬が取り沙汰され始めたその頃には、

出馬を強く求める声と、一方で、考え直すよう熟慮を促す声の双方が、

お手紙、お電話等含め、多数、寄せられるようになりました。

思いもかけぬところで力強い励ましを受けることもあれば、

ずっと支え続けてくれた方からの強い反対を受けることもありました。

必ずしも特定の支持基盤のない、

また、大きな組織的バックがある訳でもない私のような者の場合、

選挙の機会そのものが、自らの政治的信条や理念、政策を訴えるための、

まさに最大の機会なのであって、

現に、そうやって、これまでの選挙では、

戦いを通じ、皆さまからの支持を広げ、

選挙の回を重ねるごとにいただける票を伸ばしてきたところです。

とは申せ、

いざ、選挙戦となれば、勝つことでしか、

その志も、政策も、実現することはできません。

その選挙戦を戦い抜き、勝つ上で要となる後援会の最終的な同意、

その一本化を図れないまま、決意表明を想定していた、

9月29日のパーティーを迎えようとしていました。

パーティーが直前に迫ったそんな折、とある方からお電話をいただきます。

「この度の市長選とあなた自身の将来について、ぜひ会って話がしたい」

とのことでした。

かつて大変な恩義に与っており、

また昔から、実の息子のように可愛がり、

心配もしてくださっている方からのお電話でしたので、

私は直接お会いして、お話を伺うことにしました。

ただし、そういう方であればこそ、

「これがお会いする最後の機会」と、

事と次第によっては席を立つ、不退転の覚悟をも胸に抱きつつ…

9月25日夕刻のことでした。

お話の趣旨は、とどのつまり、

「あなたの市長選にかける思いが、

もし、私心なく、真に旭川のためを思ってのことならば、

あなた自身のその思いや政策を、他の方に託し、

今回は身を引くという選択肢があっても良いのではないか?

それが旭川のためになり、取りも直さず、あなた自身のためにもなる」

というものでした。

やり取りの中では当然のことながら、

戦う意義や勝つ見通し、そのための戦略といったことについて、

議論になりました。

一方で、仮に、他の方ないし政党関係者と、

政策等についての協議を持つような場面があるとしても、

これまでの経緯や関係性から、それが上手くいくとは到底思えないし、

そもそも、そんな席が用意されること自体、考えられない、

といった話もいたしました。

しかし、その方も、頑として食い下がり、

「先方はこちらで説得する。

きちんと真っ当な話し合いができるよう、

その場を用意する。

信用を基礎に商売をしている、

経済人としての言葉を信じてほしい。

自分の命ももう、そんなに長くはないと思うが、

あなたの将来に見通しをつけられなければ、

死んでも死にきれない」

とまで仰るのです。

私は用意いただく席に着くことを同意し、

「ただし、もし、まともな話にならない、

理念や政策での合意が果たせないなら、

覚悟を決めてこの場に来た時の気持ち通り、

闘うことを辞しません」

との返事をお伝えし、その場を失礼しました。

その後、

東さんご本人、自民党関係者の方々とお会いしたのは27日の夕刻でした。

はじめに、大恩ある方からのお話でここに伺った趣旨を私の方からお伝えし、

次いで先方から、現在の市政に対する認識や、どうすべきかの方向性、

といった点につき、お話がありました。

今のまちづくりにおける基本的な課題認識等についてお互いに意見交換をした後、

私の方から、「29日に、私の支援者主催のビールパーティーがある。

その前段に後援会の役員会を予定している。

そこで、『政策協議も選択肢のひとつになる』ことを伝え、

また、パーティーに来場いただく方々のご意見や反応も踏まえ、

パーティー後に、私の決断をお伝えしたい」

とお話しし、その日は別れました。

パーティー当日も、

役員の皆さんはじめ、ご来場いただいた方々から、

様々なご意見をいただきました。

また、直後にも、匿名ではありましたが、お手紙をいただきました。

そうした皆さまの、

これまでにお寄せいただいた想いを自分なりにすべて受け止め、

翌30日、1日と考えに考え抜いた末に、

2日の早朝、「正式に政策協議に臨み、その結果にて判断する」腹を固め、

私なりのまちづくりへの思いや政策をA4版8枚の紙に整理した上で、

東さんの事務所幹部の方に、

「旭川まちづくりリデザイン」と題したそのペーパーを手渡しました。

2日の晩のことでした。

先方からは、

「できれば5日頃にお返事させてもらえればありがたい」

との話があり、

私からは、

「パーティーの際、1週間以内に結論を出すと発表している。

6日がその期限となるので、それで構わない。

ただ、それまでにもし、不明な点等あれば、

別途、連絡をいただきたい。きちんと説明はさせていただく。

また、必ず、東さんご本人に、お忙しいとは思うが、

熟読の上、直接、ご判断いただくよう、お伝え願いたい」

旨、お話しし、別れました。

その後、4日の晩にお電話があり、

「翌朝、本人と会っていただきたい」

とのお話で、指定の場所に伺ったところ、

「ここに記された安住さんの思いを、すべて、きちんと受け止めたい」

とのお返事を東さんご本人からいただき、

また、正式に、「協定書」にもご署名いただきました。

この、5日の日のお返事と、協定の締結完了をもって、

私は、旭川のまちづくりにかける自らの思いと政策を、

東さんに託し、彼の当選を通してその実現を図るべく、

この度の市長選挙への立候補を断念するに至りました。

激烈な都市間競争の最中にあって、

このまちが自立し、また、持続的にまちづくりを続けていくためには、

1.現下のいわば「若者争奪戦」を勝ち抜くこと

2.相対的に「格差・貧困化」が進展している現状を抜け出すこと

は焦眉の急であり、

今までの市政、変わらなかったこの8年間からの転換が急務となる。

そのことを思う時、

自らのまちづくりや「市長職」への思い、それはそれとして、

根本的な今の市政に対する問題認識と、それを受けた

「まちづくりの方向性」ならびに「政策の骨子」を共有できる私どもが、

互いに力を合わせ、その実現に力を尽くすことこそが、

今、採るべき最善の道である。

「今の旭川をぜひ、変えたい!」

その思いを共有する者同士が、力を分散させるのではなく、

一本化し、結果を出す。

悩みに悩み抜いた末の苦渋の決断ながら、

この度の選挙戦については、

そのように判断、覚悟を決めました。

ただ、いつの日か、

多くの皆さまにお認めいただくことで私自身がその職責を担い、

日頃からご支援いただいている皆さま始め、市民一丸となって、

心に思い描くまちづくりをともに進めていくことができるよう、

今後、より一層の努力、精進を重ねる決意です。

皆さまにおかれましては、

どうか、変わらぬご理解とご支援の程、

切にお願い申し上げる次第です。

なお、この間の経緯と私の真情に関し、ここに記した一連の内容は、

これまでの取材に対する報道機関各社への答え、

また、6日の記者会見時の発表内容とすべて同一のものです。

ただ、しかし、お答えするその時点、その時点での、

まだお話しできない内容、事情がある中での取材攻勢に対する、

断片的なやり取りに基づく報道が先行し、

結果的に、支援者の皆さまは申し上げるまでもなく、多くの方に、

ご心配とご迷惑をお掛けしてしまったことに対しては、心から、お詫びを申し上げます。

すべて私の不徳の致すところです。

以上、最後に今一度、

皆さまの常日頃からのご支援に、深く、深く感謝申し上げますとともに、

これからも変わらずに、ご指導ご支援賜りますよう心からお願い申し上げ、

一連の「市長選出馬、そして、断念」報道に関わる件についての、

私本人からの、正式な発表に代えたいと思います。

最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。

どうかよろしくお願い申し上げます。

平成26年10月10日

               安住 太伸

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