アズミブログ
田舎にもチャンスは必ずある
2009年11月22日(日) (活動報告)
昨日(21日)は「ゆずドリンク」
『ごっくん馬路村』で有名な
高知県馬路村(うまじむら)にお伺いいたしました。
【村の入口に立つ看板】
人口およそ1千人あまり。
かつて林業で食べていた山間の小さな村が、いっちばん最初に
ゆずを使った村おこしに取り組んだのは今から40年以上前。
【清流の美しい風光明媚な山村です】
【この川(安田川)にはアユがいます】
その後、10年ほど経ち、
依然として展望の開けない、みるべき産業もない苦境の中で、
首都圏の、とある「ゆず」購入者の方からいただいたお手紙をヒントに、
全国、個々の消費者への直接販売の可能性を強く認識。
【森の中に忽然と姿を現すJA馬路村本所】
時折しも、宅急便による流通革命のさなか。
開発した「ゆずポン酢」がその時代の波をうまくとらえ、消費が急拡大。
さらに8年ほどの月日を経て市場に出たポン酢、『ゆずの村』が、
「日本の101村展」大賞を受賞すると一気にブレーク。
【雰囲気は…ん~デザイナーズショップ?】
靴を脱いで事務所へと上がります。
副賞として獲得した101万円の賞金を、
将来を見据えて、当時はまだ珍しい小型パーソナルコンピュータに投資。
これが奏功して、現在の情報管理体制の基礎が築かれました。
【受付のすぐ奥がコールセンター】
全国各地の馬路村ファンは、なんと旭川の全人口とほぼ同じ!
現在、ゆず加工品の販売高が、
農家戸数170戸、組合員数662人の単組で30億円を超えていますが、
そのおよそ6割弱がインターネット、お電話等での、いわゆる通販です!
かつて廃村の危機に瀕した小さな村が、
山に自生する「ゆず」に目をつけ、起死回生の大逆転劇を
演じるまでに要した時間は、転機となった情報化投資の頃から
考えても20年ほどになります。
一昨日の上勝町さんでもそうでしたが、
何もないと思しき山間の小さな小さなまちやむらが、
死に物狂いで15年、20年と頑張ってはじめて、
全国でも名の通った産地づくりやまちおこしが実現できる。
そう考えると旭川って、まだまだ中途半端でなんでも甘いし、
一方で、数ある魅力的な地域資源(ないし、その素材としての可能性)
ということでいえば、全然、恵まれてるし…
覚悟を決めた誰かの一歩、前へ踏み出す勇気。
何を言われても、どんなに高い山が目の前に壁のようにそびえたっていても、
「これしかない!」と信じた道ならば、
本気になって、まず、目の前の一歩から、
そこから踏み出し、登り始めることがとにかく今、必要だということを
参加者全員が確かめ合った、そんな訪問となりました。
【応対をしてくださった販売係兼広報係の長野桃太(ももた)さん】
今年、入所2年目の長野さんは現在23歳。
馬路で田舎暮らしを楽しみながら
仕事がしたい、暮していきたいと村外からJAに就職。
やることはいっぱいあるし、
「毎日が楽しくて仕方ない!」と目を輝かせていらっしゃいました。
どのまちにでもチャンスは必ずある!
そして、そのチャンスは自らつくるべきである!
最後に来年、旭川での産直市など、
様々な取組みへのご出店、ご協力を取り交わし、
再開を誓って、馬路村を後にしたのでした。
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