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アズミブログ

あれから2年を過ぎて…

2008年11月22日(土) (アズミボイス)

白老町で
アイヌ民族の伝統食材を町の「特産品」にするという
ニュースが報道されていました。
オオウバユリの薬膳効果に着目し、
観光目玉としての展開も視野に入れての取組みだそうです。

共生をテーマに、
アイヌの歴史や文化を積極的にまちづくりに採り入れてきた
白老町が、そこにたどり着くのは時間の問題だなと見ていましたが…
やっぱり、先を越されちゃいましたね。

以前、川村兼一さんと何度か同じような夢を語り合っていただけに、
そうだよな、さすがだな、という思いと同時に、
リードされてしまって正直なところ、とっても残念なのです…


旭川の歴史と未来を考える上で、
アイヌとのかかわりやその文化を
まちづくりの中にきちんと位置づけ、発信していくことは、
とても大切なことだとずっと思っているんですよね。

それがひとつの、いうなれば、
旭川というまちの個性であり、
間違いなく、はずしてはいけない魅力なのではないでしょうか?


さて、
日本全国、どこを切っても同じ施設、同じ景色といった
国オーダーメードの金太郎飴的な地域づくりが、
結局のところ50年かけてこの国を、
(見事、荒れ野原から復興もさせたけれどその一方で)
面白みに欠ける元気のない地域ばかりの国に
してしまったんじゃないかと思えてなりません。

折からの全国的な地域経済停滞の影響もあって、
道内はもちろん、全国1,800余りの自治体の多くが、
どうやって人や企業を呼び込もうかと、
それぞれに知恵を絞り、しのぎを削っている昨今。
中でも“気づき”、あるいは既に“目覚めた”自治体は、
さらにその競争の中で、何歩も先を行っているんです。

内向きの事情ばかりを気にしながら、
化石みたいな前例踏襲や横並びの意識に縛られたままで、
地域性に根ざした
真に個性豊かなまちづくりに目を向けることすらできないのであれば、
そうした厳しい競争に埋没し、
このまちの活性化に向けた転機など、
いつまで経っても掴むことはできないと思います。


アイヌの話は数ある事例のひとつに過ぎません。
誰も行き先を教えてなどくれない今の時代。
自らの生きる道は、自ら決めるしかないのです。

そろそろ国依存、役所依存のまちづくりから我々も卒業し、
この地域で暮らし、この地域の未来に夢を描いている
ひとりひとりの住民自身の手に、
我々自身のまちづくりを取り戻しませんか?

私はずっと、そしてこれからもずっと、
そのために、この道を歩いています。

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