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涙、涙の物語り?!

2008年04月21日(月) (アズミボイス)

日中、20度を超える日が続くようになりました。
家でよく話をしているのですが、旭川って、
気温の変化が極端で、何というか中間点がないような…


それはともかく…
街の成り立ちと産業の盛衰や
主に、地域固有の食文化とのかかわりについて
お話を伺う機会がありました。

道内の、とあるマチにおける本当にあったお話です。

そのマチの曙は、
早くから、川伝いに入植をされていた方々の手によってではなく、
20代半ばを過ぎたばかりの隻眼の若者によって、
一説によれば、たったの数ヶ月で、一気にもたらされたと聞きました。

彼は、求めて努力をし、同郷の二宮尊徳一門に学ぶ機会を得て、
測量、治水など、当時最先端の土木技術や農業に関する様々な知見を、
学問と実践の融合を通して身につけていました。

1866年4月23日、
ロシアの南下を防ぐため、
蝦夷地への大規模な入植の推進を、との命を幕府から受け、
候補地探索のため、石狩湾から川を遡り、
2つの川が近接することで肥沃な層が堆積している地を見出します。

新たな土地に根を下ろし、暮らしを立てるためには、
まず、食料生産の途を確立しなければなりません。
しかし、彼は、闇雲に農業用地を開墾することはせず、
適切な灌漑を確保するための綿密な測量を行うことで、
土地の高低差から、2つの川のどちらから水を引き、
どちらへと流せばよいかを最初に割り出しました。

次に、緩衝となるため池をつくって、一旦、
川から受け留めた水を真っ直ぐな掘割で内陸部へと効果的に導水し、
その一方で、氾濫を避けるために水みちを上手く逃がしながら
低いほうの川へと堀をつなげ、効率的かつ安全に、
農業、生活用水を確保することに成功しました。

後年、その掘割は運河として、資材の搬送など、
本格的な都市造成に大きな役割を果たし、
同時に、日本で初めてとなる、ある栽培作物の輸送にも、
大いに貢献したそうです。

時が下り、既に、その若侍は、かの地を離れた後でしたが、
その掘割と垂直に交差し、神宮へと向う道が、
南北を分ける中心線と定められ、
さらに、掘割を隔てた東西を、また、それぞれ別の街区として
造成していくことで、やがて、
整然とした街並みとその都市の発展が創り出されていったとのこと。

そうです。
今の札幌、創成川と大通。
2つの川とは、豊平川と伏古川(伏篭川)。
ある作物とはタマネギのことでした。

結局、ひとりの若侍が描き、創り上げた骨格が、
現在の札幌というマチの、すべての都市基盤、
それを形作った産業基盤、そのものになっているのです。

いつの時代でも、どんな地域でも、
未来に向って開かれたまちづくりの基礎となるのは、
その時代と地域にあった戦略的な施策の展開と、
それを支える確かな知見なんですよね…
このマチ、旭川もまた、然りではないでしょうか。


後段、同様に、21世紀旭川の行方を左右するであろう
旭川駅前広場再整備のあり方に話題が及び、
大いに盛り上がってしまいました。

次回以降、その内容について、少しずつ、触れてみたいと思います。

20080421-20080417.jpg
(可愛らしい花たちが、次から次へと)

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コメント(10)

ちょびりこ。2008年4月21日 00:21

後の時代に『平成の頃にこんな風に考えてくれた人がいたから今があるのよ♪』って言われるような再整備、再開発をしなくてはいけないと思います。
旭川市民だけでなく道民が『北海道の旭川』に関心を持つことも大事な気がします。

みどり (2008年4月21日 19:52

うわぁ~♪

よみがえりましたよ。
ステキな話が。

何かを残せる礎をつくれるってステキなことですよね。

安住太伸 (2008年4月22日 15:41

>ちょびりこさん、こんにちは~!

そうですね。広く道民の皆さんに関心を持っていただけるよう、
まずは自分の発信力を鍛えねば…

これからもよろしくお願いいたします!

安住太伸 (2008年4月22日 15:50

>みどりさん、こんにちは♪

お話しいただいたお二方のお力の為せることでごぜぇます…

美味しく楽しくためになるお話、
これからも楽しみにしておりますので☆
ありがとうございました!

かっこ2008年4月22日 23:11

先日はお疲れ様でした!
札幌開墾とタマネギの歴史・・・・興味深く聞きながら、じゃあ旭川にはどんな歴史があるんだろう?
自分の街をもっともっと知らなくっちゃ!と思いました。

ちょっと話がずれますが、先日韓国旅行へ行き、観光地である現地の人たちの対応に、最近急に観光地になった旭川のあり方を考えていました。
せっかく良い材料のたくさんある旭川をもっともっと盛り上げていきたいナ~

MASA (2008年4月23日 06:34

先日はお忙しい中
本当にありがとうございました。

僕のぼろぼろの話を
ここまでかっこよくまとめていただいて
嬉しい限りです!!!

これからも
コノ島の為、できることから
ガシガシ頑張って行きましょう♪
また何かやっちゃいますよん。

何よりありがとうございました。

安住太伸 (2008年4月23日 18:22

>かっこさん、こんにちは!

この前はあまりお話しできませんで、残念でした…

ホント、良い材料はたくさんありますよね~
市民である私たち自身、そうした良さや可能性に目を向けながら、
どう調理!して、観光のマチとして美味しく☆仕上げていくのか…
まさに、そのことを考える時ですよね。

一緒に楽しみながらやっていきましょう♪
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!

安住太伸 (2008年4月23日 18:32

>MASAさ~ん、とんでもないですよぉ~

目の付け所といい、お話しの進め方といい、
謙遜されてますけど分かりやすく、楽しく…さすがでした!

これからも、どんどんみんなを引っ張っていってくださいね!
この島全体をもっと元気にするために、みんなで一緒に頑張りましょ♪

はめ3302008年4月24日 21:02

ああ~~
更にかっこいいお話になってしまいましたね。

青春時代を旭川で過ごしたワシ。やっぱり愛着があります。

旭川も、どんどん盛り上げていきたいです!

安住太伸 (2008年4月28日 00:35

>はめ?330さん、こんにちは~

盛り上げましょう!
まいりましょう!

青春とは、人生の一時を言うのでありません。
心の持ちようでございまする♪

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