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本気で変えようと思うなら

2007年11月20日(火) (活動報告)

昨日、そして今日の2日間、
「旭川市政における公正な職務の執行の確保等に関する条例」
いわゆる、コンプライアンス(法令遵守)条例(案)の内容を
審査するための特別委員会が開催されました。


私も委員の1人として2日とも質疑に立ち、たとえば、
不当な圧力によって市政を捻じ曲げる政治家の口利きなどを
本気で阻止するためにはどうすればよいのか、
現在の案で本当に、こと足りるのかどうか、など、
色々と伺ってまいりました。

ポイントは、大きく3点あると思います。

1点目は、不公正な事務取り扱いによって、
現に市政がゆがめられている、あるいは、その恐れがあると
職員が認めたとき、その事実を、勇気を持って
内部告発するための環境が、この条例案で、どの程度、
きちんと整えられているかどうか、でした。

ミートホープ事件以降、次々と明るみに出てきている、
食品メーカーにおける偽装表示問題なども示すとおり、
内部者による外部(主に、マスコミ等)への情報提供、
すなわち、内部告発が、多くの場合、組織が抱える暗部を
抉り出し、組織が、再生への道を歩みだすための
大事なきっかけとなっています。

本来、組織内部における自浄作用によって、
自ら、課題を発見、解決し得る環境が整えられていることこそが
なによりも理想であるとは思うのですが、
社会全体が、倫理観の欠如した状態に傾斜して行っている
とでもいうのでしょうか…
内部努力だけでは、どうしたって限界があるだろうというのが、
現状、多くの方の認識するところだと受け止めています。

この点、本条例案においては、職員からの内部告発の向う先が、
第一義的に、人事課を窓口とする市役所内部の機関になっており、
外部に対しての相談や情報提供が、必ずしも、容易ではありません。
このままでは、元々、期待していたような結果を生み出すことは、
少なからず、困難なのでは?との疑問がありました。

次に、2点目として、
たとえば、議員からの不当な要求、口利きなどを、
本気で阻止、抑止していこうと考えるならば、
何よりも効果的なのは、
そうした地位や権限ある立場の者からの要求や相談、
あるいは、働きかけといったものを、すべて正確に記録し、
何かあれば、いつでも公表し得る状況を作り出しておくこと
だろうと思うのですが、
現在の条例案では、記録が行われるのは、
受ける側の職員が、「不当要求行為があったと思料されるとき」
に限定されているのです。

「そうした記録をとっていくことは、
事務作業を進める上で大きな負担になる」とか、
色々と仰っていましたが、
現に、議員をはじめ、地位や権限ある立場の者からの
様々な相談事項などは、そのほとんどすべてについて記録が行われ、
さらに、判断の困難な事項はもちろんのこと、その多くが、
組織内部で情報を共有され、相談の上、
対処方法などが決められていっている以上、
(そうした趣旨の答弁もありました)
実務的に大きな変化が起きる訳でもなく、
この条例の中で、あえて、除く理由が分りません。

文書主義(市における職務、事務取り扱いは、
すべて、文書に基づくことを要する、との原則)
に照らしても、大きな矛盾が残るのではないでしょうか。

字数の関係もあり、
つづく、3点目以降については、
次回、お伝えをしてまいります。
よろしくお願いいたします!

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