アズミブログ
議会空転の舞台裏で
2005年07月06日(水) (アズミボイス)
おはようございます。
昨夜は議会運営委員会での審議が空転を続け、すべてが終わって帰途に着いた時はすでに夜10時を回っていました。
新政会、民主クラブ、市民クラブの三会派が求めていた“少数意見の留保”を、土壇場に来て取り下げるべきか否かということで三会派間の見解が分かれ、最終的な調整に多大な時間を要したことが最大の理由です。
“少数意見の留保”とは、議会運営の中で認められている制度のひとつです。
賛成多数で可決された以外の意見についても、その内容を記録として会議録の中に留める機会を残すことで、多数決を大原則とした民主主義の下での様々な立場、考え方の尊重と、より活発な議論の保障を目的とした制度です。
ことの発端は、この三会派が留保を提案していた“少数意見”に対し、どの会派にも所属していない無所属議員のおひとりが質疑を求めたことでした。
深夜におよぶ三会派間の断続的な調整の結果、今回の提案は取り下げられることが決定し、提案そのものがなくなったため、無所属の方による質疑も同時になくなりました。
取り下げの理由は、概ね、次のようなものです。
「現在の制度上、答弁者として質疑に対応できるのは提案者として名前を連ねた者のみであり、今回の提案においてはそれが、唯一、市民クラブの議員となる。しかしながらこの提案は、“三会派”として行ったものであり、提案者として名前を連ねている議員ひとりの答弁をもって、三会派の意見を代表することにはならない」
議員として自らの意見を公に明らかにしていくことは、最も基本的かつ極めて重要なことだと認識しています。
仮に、今回の決定の背景に、軋轢や批判を恐れて公開の場での議論を避けようとの意図があったとするならば、その時点でもはや、議員としての使命を果たし得ていないということになりはしないでしょうか?
最終的に提案者ご本人のお考え、そして会派間での調整にて決定されたことではありますが、空転を続けている間ずっと、そのことを申し上げ、取り下げに反対し続けてきた者として、やはり今回の決定は違和感を禁じ得ません。
皆さんは、どうお考えになりますか?
(2005年7月6日午前8時30分)
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